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【SURR POP-UP STORE】

MEN&WOMENS |

既に告知の段階から想像以上に多くの反響をいただいている、SURR様とのPOP-UP STORE が明日20日より始まります。
会期中は同店セレクトによる、デザイナーズからワーク・ミリタリー、ヘリテージ等といった様々なジャンルのインテージアイテムを、60点以上にも及ぶ質・量共に充実のラインナップにて展開致します。商材内容に関しては初めての取り組みという事もあり、スタイルやブランド、季節感等をあまり限定せず、まずはSURRらしさの体現を最優先した内容で、とリクエストをさせていただきました。

 

【 SURR POP-UP STORE 】

会期 : 4月20日(土) ~ 29日(月)

住所 : well-made by MAIDENS SHOP
東京都千代田区有楽町1-1-2
東京ミッドタウン日比谷 2F

 


 

– SURR –
2002年にLAILA VINTAGEとして北青山にOPENしたヴィンテージショップ。
当初はメンズ・レディース共に展開をしていたが、2014年にレディース部門が独立し現在のSURRとしての体制へ。
トレンドの変化に左右されず、また現代のファッションシーンにおいても色褪せることのない、デザイナーズやラグジュアリーカルチャーの感性や職人技術の尊さ、メンズウェアのファッションヒストリー など、メンズファッションに欠かすことのできない様々な要素を、独自の審美眼で編集・提供している。

 


 

私が初めて現SURRにお伺いしたのは20代前半の頃だったと思います。当時よく通っていた別のセレクトショップのスタッフの方からの面白い店があるとの紹介で足を運んだのがきっかけと記憶しています。ちなみに現SURRというのも、その時の屋号はまだLAILA VINTAGEの頃、とても閉鎖的(失礼)な空間で、尖ったクリエイションのレディースアイテムを中心に所狭しとディスプレイされていたのが印象的でした。さらにそれ以上に印象として強かったのは、今でこそ”アーカイブ”と銘打ってデザイナーズブランドのヴィンテージを扱うお店も増えましたが、当時はまだあまりその手のお店はなかった為、コンセプト自体がセンセーショナルで、まさにはしりともいえる存在のお店でした。
それから数年、ここ最近のヴィンテージアイテムの更なる盛り上がり具合はいうまでもなく、アメリカ古着の定番系以外にもHERMESやBurberry、ARNYSなど、メゾン系からファクトリー物まで幅広く市場価値が高まっています。もちろんSURRでもそれらの最高峰クリエイション系のお取り扱いは多く、ディレクター自身による海外での過酷な現地仕入れの賜物以外の何ものでもないのですが、個人的なSURRの強み(上から目線になってしまいすみません)は、それらのネームバリューに頼らない商品構成、なおかつ、ニッチな(これもちょっと失礼)アイテムに価値を見出す審美眼こそだと思っております。

 

 

 

 

 

また、デザイナーズブランドにおけるモードヒストリーや感性、英国老舗メーカーやサルトリアル文化の伝統や職人技術など、SURRの提案するスタイルの根底にあるものは、スタイルや時代を超えた普遍的な価値であり、それらはwell-made が意味する”良品”とも通ずるのではないかと思っております。この機会に私たちwell-made by MAIDENS SHOPとは異なる切り口にて、新しい”良品”の価値観を皆さまへ提供できればと考え、オファーをさせていただいた次第です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「現代のファッションシーンにおけるヴィンテージの立ち位置は”異物”であるべきで、同様に今回のような環境でのPOP-UPでも良い意味で”異物”となってくれると思います」、とはSURR ディレクター 福留氏の談。この度の取り組みでの展開アイテムは私たちwell-made by MAIDENS SHOPのいつものセレクトとは少し毛色の異なるモノとなり、かつ、先述したように違ったアプローチになるかとは思います。SURR様の提案するスタイルとwell-made by MAIDENS SHOPの対比、そして、少なからず私たちのコンセプトとも共通する”良品”という点での親和性。そんな部分も今回の取り組みの面白さの一つでなないのかなと思っております。

24SSシーズンのデリバリーも順調に進む決して広くはない店内、新作アイテムを押し除けて大々的に展開致します。
月末の祝日含めた連休まで開催しておりますので、是非ともお立ち寄りいただければと存じます。
スタッフ一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

山田

 

 

2024/04/19

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