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【BIBOJA】 FLARE NO PLEATS-25AW

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10月に入り、ブランドから入荷が続き、店頭も秋冬らしくなってきたなと季節の移り変わりを感じております。
気温もようやく下がり、秋冬モノを本格的に探し始めている方も多いのではないでしょうか。

【BIBOJA】がSSに続き、AW分入荷しております。

日本では、今年の春夏からの展開にも関わらず、業界内での注目度は高く、知名度も増えつつあります。
来店されるお客様の中にも、既に数本をお持ちのBIBOJAラバーの方も見受けられます。

元々既製服での展開は行っていなかったため、基本的に買い付け時は各店サンプルとスワッチを基に、豊富な種類の中からオーダ出来る形を取っているのはBIBOJAならでは。
その為、店ごとに異なる素材、色、形で展開していることが多く、各店ごとの個性や特色がより反映されやすいのも面白い点。

FLARE NO PLEATS/ ¥77,000 – (included tax)
Col :  BLACK , TAN , LT FAWN ,PURPLE
Size : 38 , 40 , 42 , 44

 

スラックスの形は、春夏展開させていただいたものと同じ。
BIBOJAのスラックスの代名詞的な形。

股上の浅さ、スッキリとしたヒップ周り。膝から裾にかけて緩やかな広がり。
Levi’sの517よりもストレートに近いセミフレアで、70sらしさのあるヒッピーな印象はなくこの上なくエレガントな雰囲気。
ヨーロッパ、それもフランス的な感性で作られた、フレアスラックスという感じ。
しかしながら、ドレススタリングのみならずカジュアルにも落とし込みやすいのも良い点。

 

弊店では、秋冬のコーディネートに深みを与えてくれるコーデュロイの展開。
カラーは、, BLACK、TAN、LT FAWN、PURPLE の4色展開。

コーデュロイには、イギリスの名門ファブリックメーカーの”Brisbane Moss”の生地を使っており、ハリ感と光沢のある生地感。
春夏のスーパーギャバジン、ウールシルクも良かったですが、秋冬も非常に良い仕上がり。
生地にウェイトがあり、重みによって綺麗なシルエットをより際立たせてくれます。

 

ブラックは端正で重厚感のある雰囲気。

ちなみに今シーズンから、ポケットがLポケ仕様になりました。
よりクラシカルなディテールとなり、ブラックの端正な雰囲気と相まって、スタイリングに関してトラディショナルな装いが思い浮かびます。
ツイード素材のジャケット柄を羽織り、柄は勿論ハゥンドトゥースやガンクラブチェック。
そんなブリティッシュトラッド全開なスタイリングも素敵なのですが、弊店的にはもっとカジュアルダウンした着方も提案したい所。

個人的には”CORGI”のアーガイルニットに、茶のスエード靴くらいの程よくカジュアルなバランスで合わせたいなと。

同じ素材でもカラーが違うと、大きく印象が異なります。

コーデュロイ素材は、古くからヨーロッパのハンティング、ワークウェアに使われることも多く、それらでは特にブラウンやベージュといった茶系の色味を見かけることが多いです。
また現在に至るまで、ハンティング、ワークウェアを提案するようなブランドが、コーデュロイパンツを打ち出す際は、決まってブラウンカラー。

そんな背景もあってか、他のカラーよりも少しカントリーな印象に見えます。


ついスタイリングも、カントリーな雰囲気に寄せたくなりますが、カラー的にはこの上なく万能カラー。
定番色ではありますが、今シーズン、ブラウンカラーは様々なブランドでも推しているところが多く、目にする機会も多いように思います。

気分なカラーだと思いますし、単純に色味的にも装いが暗くなりがちの秋冬には、もってこいの明るいブラウンの色味。自ずと着用頻度も多そうです。


イエローベージュの色味が優しくやわらかな雰囲気を醸し出すLT FAWN。
弊社スタッフ間で、どの色が一番好きかと募ったら、この色に票が集まりそうなくらい好評な色味。
アメリカのヴィンテージ市場で見受けれる、メモリアルパンツのような色味をしているからか、懐古的でノスタルジックな雰囲気も感じます。

カジュアルな合わせにも落とし込みやすそうです。。
弊社であれば”BODE”といったようなブランドとも相性が良さそう。勿論、ラフにスエットやフーディーと合わせても◎。

しかしながら、デザイナーの”Tibor”氏は、ダブルのネイビーブレザー辺りと合わせて、この上なくエレガントなフレンチトラッドなスタイルを容易に作ってしまうのだろうなと想像がつきます。

 展開カラーの中で一番色気のある雰囲気。
ほんのりパープルとかではなく、しっかりと色鮮やかな『PURPLE RAIN』あたりの”PRINCE”並みに艶やかで、力強いパープル。
(PRINCEは全く関係ありませんが、パープルと言えばPRINEが思い浮かんだので…。(笑))

“Brisbane Moss”の光沢のあるコーデュロイと相まって、より艶っぽっさを強めてくれています。

個人的にはイチ推しカラー。
私だったら”PAM DIETRITCH”のレザージャケットにウエスタンブーツを合わせ、ネイティブアメリカン色強く、振り切った合わせをしたいなと思います。

かつてフランスのパンツ専業ブランド”BERNARD ZINS”がテーラリングの高さにイヴサンローランに「スラックスの帝王」と言わしめたように、BIBOJAは業界に一石を投じた「フレアスラックスの革命家」であると言えるのではないでしょうか。

私たちの潜在意識にあった、「こんなスラックスが欲しかった」という思いを形にしてくれています。
フレア好きな方は勿論、普段フレアを履かない方にも、挑戦しやすいかと思います。

ここまで紹介しておいて何なのですが、ありがたいことにご好評頂いておりサイズ欠けが多く発生しております。
BLACK、LT FAWN 、PURPLEは残りサイズ42のみ。
TANは全てのサイズをご案内できます。

サイズの合う方、気になる方はお早めにです。

姉妹店のMAIDENS SHOPには、ワイドストレート型での展開もあるのでそちらも良ければご確認ください。
BIBOJA ”HIGH STRAIGHT BAGGY NO PLEATS” (C.GRAY)


【BIBOJA】
BIBOJA (ビボヤ)はアートディレクターとしても活動するノルウェー生まれのデザイナー、Tibor Rosetti(ティボー・ロゼッティ)氏によって2023年に設立。
彼の美学を最も体現するアイテムとして、ファーストコレクションにスラックスを発表。
デザイナーのティボー・ロゼッティ氏は美しいスラックスがスタイルを完成させると信じています。
BIBOJA は単なる商業的なファッションブランドではなく、誠実さと卓越した品質を重んじるブランドを目指しています。
着用者一人ひとりが自身の個性を表現し、際立たせることができるスタイルを提案することで、
BIBOJA の服がその人らしさを引き立てる存在でありたいと考えています。
BIBOJA が過去のスタイルと現代のスタイルを結びつけ、互いを引き立て合うようなブランドであることを願っています。



兎に角良いスラックスなので一度店頭にお越しいただき、穿いてみてください。
きっと良さを感じて頂けると思います。

スタッフ一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

well-made by MAIDENS SHOP 川島

TEL / 03-6812-7180
MAIL / well-made@maiden.jp

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2025/10/12

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