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CIOTA “Jungle Fatigue Jacket”

MEN&WOMENS |

10月に入り少しずつではありますが、秋らしい気温になって来ました。
早く秋服を着用したい衝動にかられ、汗かきながら無理して秋らしい服を着用しているのは自分だけでは無いはず。
そして、それと同時に秋服が欲しくて欲しくて堪らない物欲爆発寸前の方も多いのではないでしょうか。
そんな皆様の物欲を一瞬にして満たしてくれる商品が様々入荷しております。

今回は、その中でも題名にもある通りCIOTA のJungle Fatigue Jacketが入荷致しましたので、ご紹介。

Jungle Fatigue Jacket  (Stone Bio)
Col:OLIVE
Size:4,5,6
Price:39,600-(in tax)

ミリタリーウェアの代名詞、ジャングルファティーグ。
性別、年齢問わず愛されどんな服装にも合う万能品。
中でもサードタイプは土臭さも軽減され汎用性が高いモデルです。
(ファーストはポケットのボタンがむき出しエポレット付き、セカンドはポケットのボタンが比翼でエポレット付き、サードはエポレットなし、フォースは生地がリップストップ)
人気が高まって年々数が少なくなり希少価値が高くなったせいかそれをベースにレプリカを作るブランドも多くなってきた印象です。
最初CIOTAもそれらと同じ印象を持っており、古着が好きな自分は少し距離を置いていました。
しかし蓋を開けてみると古着には無い要素が多く詰まっており、同じデザインにしてもまるで別物なのです。

先ず生地にはスビンコットンという素材を使用しています。
シオタではお馴染みの生地、スビンコットン。改めてスビンコットンとは何か。
スビンコットンは南インドの一部の環境が整った地域でのみ育ち、生育期間がほかのコットンに比べ圧倒的に長く、また、昨今インドの気象大変動の影響で栽培が大変難しく他の有名なコットン(スーピマコットン、ギザコットンなど)に比べ生産量がかなり少ないのが特徴です。
その為、農家の方々はスビン一本では生活できずほかの野菜をメインに栽培しているそう。
それでも栽培し続けるのは、スビンがとてつもなく魅力的な素材だからです。スビンコットンは細くて長くて強いのが特徴です。
細い順で言ったらスビン>ギザ>スーピマの順です。
また、一本の糸を作るのに必要な繊維本数が決まっており、こちらもスビンコットンが最多で繊維が多い分強度にも優れています。甘撚りでも強度は十分にあるので柔らかな素材感が生まれるということです。

光沢のある滑らかな生地に仕上がるので、ドレスシャツなどに使用されることが多いですが、シオタはデニムやミリタリーウェアをモチーフにした服に使用します。
ですので、古着の荒々しい生地とは裏腹にシルクの様な気持ち良い肌触り、品のある光沢感やドレープ感。レプリカと一括りにしていた自分が情けない、、、
こればかりは実際着て頂かないとご理解頂けないかもしれません。

サイズバランスは元ネタであるジャングルファティーグのSmall-Regularをベースに作成しております。
着丈がやや長いのでスタイリッシュな印象に。
直球にボタンダウンのシャツやチャンピオンのリバースウィーブにデニムやチノとアメリカンな合わせがしたい。

毎シーズン人気で以前ご紹介したフィッシュテールも残り1点。
サイズ欠けが毎度早いブランドですので、是非お早めに。
ご来店お待ちしております。

wel-made by MAIDENS SHOP 小山

2022/10/06

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