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“INVERALLAN” 23AW

MEN&WOMENS |

11月も後半。

街全体が装飾に彩られ、人々はそれに呼応するように盛り上がりを見せる、ホリデーシーズンの到来です。

そんな時期にぴったりのアイテムが並び、私たちもワクワクが止まりません。

本日は、スコットランドの老舗ニットウェアブランド”INVERALLAN”より新作のご紹介です。

 


 

【INVERALLAN】

インバーアラン社は、スコットランドの特徴ある伝統的、ベストクオリティーな製品を、インバーアランブランドの名のもとに集めることにより始まったものです。取扱商品は、ハンドニットのほかに機械編みのシェットランドセーターやツィードのハンティングジャケット、またシングルモルトウイスキーやゴルフ関連の製品など、多岐にわたります。これらの製品のほとんどすべてが、マスプロダクトでは出来ない、ハンドメイドやハンド仕上げになっています。

 


 

CREW NECK DEER / 42,900 -(tax in)
Col : Tudor × Cream , Cream × Pennan Bay , Graphite Green , Royal Violet ×Gorse Flower
Size : 40 , 44 , 48

 

まずはなんとも愛らしい柄、当店のエクスクルーシブアイテムから。

しんしんと降り積もる雪は深い森を堂々と歩くトナカイの存在をより一層際立たせています。

少し話は逸れますが、スコットランドではクリスマスというイベントはもとより、北欧の古い信仰が色濃く反映されている為生木のクリスマスツリーを飾る文化が古くから根付いています。

北欧神話である「オーディンの樫の木」で語られる樫の木とは、当時まだキリスト教が広がっていないゲルマン民族における神木でした。彼らはその聖なる木に動物達を生贄として捧げますが、キリスト教伝道師からすると異教の儀式。伝道師は樫の木を切り倒してしまいます。するとそこからモミの木の若木が生えてきたことから、以降モミの木はキリスト教における「奇跡の木」として言い伝えられ、クリスマスツリーのルーツとして今なお語り継がれる神話となりました。

一方で、かの有名な「アダムとイブ」の物語に登場する禁断の果実がなっていた木である「知恵の木」こそがクリスマスツリーの象徴であるという説もあります。

現代においてその神木は煌びやかな装飾を身に纏うクリスマスの大定番。ニットにあしらわれた立派な三角錐型の木は、今日まで人々の心に寄り添う特別な存在なのです。

今でこそこの時期は身近に感じることの出来るクリスマスツリーですが、古くからの伝承に思いを馳せながらこのムードたっぷりのニットを手に取る時間はなんとも贅沢です。

トナカイを表した柄は以前INVERALLANにて実際に使用されていた柄を復刻したもの。そして選んだ色は今季のムードに合わせた4色。

しっかりとこの柄が活かされる配色でなんとも悩ましいですが、是非実際にお手にとってご覧ください。

 

続いてはハンドニットスカーフ。

こちらは3色のご用意です。

12A Scarf Cable(Aran) / 30,800 -(tax in)
Col : Natural , Lovat , Loden
Size : 25 x 170cm

 

冬の首元を任せるのには十分過ぎるくらいの、力強い編み地。

長さがしっかりあるので巻き方1つで印象が変わりそうです。そしてなんといってもボリュームのあるハニカム編み。この立体感のおかげで単色ながらも陰影を楽しむことが出来ます。あまり悩まず、ざっくりと首に巻き付けるだけでこなれた冬の装いが叶いますよ。

 

ニットの話からモミの木の話まで、やや脱線気味のブログとなってしまいましたが、この伝統的なニッティングパターンの魅力は伝わったかと思います。

お色選びは是非店頭でお手伝いさせてくださいね。

オンラインストアからもご覧いただけます。

 

それでは、皆さまのご来店心よりお待ち申し上げております。

 

well-made by MAIDENS SHOP 吉野


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2023/11/17

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